2023年11月30日木曜日

社会人の一区切りを終えての自省(7年目)



この2023年が、自分の中で公私共に一つの区切りのタイミングだったので、
めちゃくちゃ久しぶりにブログを更新します!


大学卒業から7年が過ぎ、いつの間にか、会社でも家庭でも自分の立ち位置が変化してきているので、これまでの出来事や現在の感情を記録すべく、つらつらと書いてみようと思います。稚拙な文章ですが、もし興味を持って頂ける方がいればご一読頂けると嬉しいです。


ちなみに、後述しますが現在は育休中で、明日から復職予定のため最後の一日を謳歌している
現在でして、悲しさ6・期待4みたいな複雑な感情のなか書いております。。


まず初めに、今の状態を簡単にイメージで表すと↓な感じかなと。まだまだ道半ばですが、いま振り返ると、たくさんの人に支えてもらいながら、色々な経験をさせてもらったなぁ…と感じています。


『登山途中の小休憩』


以下、ちょっと抽象的ですが、前回の投稿(社会人3年目)以降での変化を列挙してみました。
自分用の備忘も兼ねて書いたので取り留めがなく申し訳ありません...



ーー


1)仕事
  1. プロジェクトマネージャー(プロマネ)として約4年が経過
    • 実際は特に決裁権もないので、中間管理職のようなポジション
    • ただトラブル発生時の方針策定や意思決定をする上では一定の影響力を持つ
    • 対社外(スポンサー・行政・地元住民等)としては現場における顔役
  2. 事業を通じて自分のマネジメント能力の未熟さを実感
    • チームビルディング不足、コミュニケーションでの苦労多数
    • リスク感度が低くく、判断が後手に回ることも多い
    • 適切なプロジェクト管理ができていない(遅延につながる)
  3. そして先日ようやく新卒2年目から関与していた事業が完工を迎える
    • ただ予定日から半年以上遅延し色々と苦しい状況
    • 私個人は、完工前に育休へ突入し、モヤモヤが残る
  4. 12月からは部署異動により職掌が変わる
    • 1つのプロジェクトマネジメントから、本社での横串機能の維持活性化へ
    • またチームリーダーとして別チームをマネジメントすることに


2)プライベート
  • 21年3月に入籍し23年9月に娘が生まれる。現在は育休を取得しており、10月、11月の2ヶ月は育児に専念
  • 2年かけてトライしていた中小企業診断士の試験に合格し一安心
  • コーチングスクールを卒業。国際資格の取得に向けてクライアント募集中
    (もしご興味ある方いればぜひご連絡ください!拡散していないですが、こっそりインスタも開設してます…)
  • あとは、数年後になるかもだけど、アメリカで環境経済学を勉強したいなぁと考えており、久しぶりにTOEFLの勉強を再開。少しずつ準備していきたい…



とまぁ、いろんな出来事がありましたが、やっぱり一番は、
「プロマネとして1つの事業の開発から完工までを経験できた」という事がとても大きな財産になりました。そのため、以降ではプロマネとしての振り返りを中心に記載させて頂きます。


ざっくりですが、以下の流れで触れていこうと思います。殴り書きに近い感じのため、読みやすい文章ではないことは予めご容赦頂けると幸いです。。


  1. 自分が感じたプロマネの重要性
  2. 組織を作ること、組織で動くことの難しさ
  3. 正解のない判断の難しさ。自分の未熟さ


ーー


ではまず、①プロマネの重要性について。


任命して頂いた当初(前回の投稿時)には、自分の事で精一杯すぎて中々周りを意識して、自分の役割や意義を考える余裕もなかったですが、長らく経験させて頂いた中で感じたのは、「プロマネがどれだけの熱量を持って事業と向き合えているか」が一番大切という事でした。


私のイメージでは、プロマネ=事業の心臓、というふうに捉えており、
脳や四肢や臓器(各機能や各関係者)に適切に血液を循環(情報を共有)させられるかが一番の役割だと感じています。


日々様々なトラブルが発生する中で、どの情報をどこまで誰に伝えるべきか、どのように伝えるべきか、などでいつも苦慮しておりました...
近しい関係者には、基本的に包み隠さず共有して誠実に向き合う。というスタンスが大事だと思っておりますが、時には相手の立場や背景に応じて誤解のないようにするために、必要最低限の情報のみをお伝えする、といった事もありました。


ただそんな中でも、よく起きてしまっていたのが「俺聞いてないよ問題」でした...
忙しさにかまけて情報共有が漏れてしまうと、メンバーのモチベーションにも大きく影響を与えてしまいますし、当然事業全体のスピード感の低下を招く結果にも繋がっていました。大事な情報、特にトラブル情報は "Bad News First" で、全体周知をしておかないと、いざという時に対応方針に反発を受けたり、関係者調整がうまくいかず対応が遅れてしまったり、という事が度々起きていました。


そのため、それらを回避するためにも、
事業の心臓であるプロマネが、きちんと熱量(=血圧)を維持して、情報(=血液)を行き渡らせる事がとても重要だとと考えており、自分が意識して取り組んでいた(実行できていたかは怪しいですが)プロマネの一番大事な役割だったのではないかなと思います。


あとは余談ですが、情報が大切であるという観点については、
経済学で出てくる概念の「情報の非対称性」とも繋がる部分があるなと感じていました。
今回の場合は、プロマネである自分に情報が集まり優位性を持つことになるので、その優位性をいかに分散させて事業関係者らとの信頼関係を構築するか。はたまた、それを上手く利用して事業を前に進めるかなど、表と裏を使い分けながら清濁を併せ呑む形でマネジメントしていた気がしております...


そういう意味で、何かの意思決定をする時には、自分がどのような方向性に持っていきたいかという方針に合わせて、情報をコントロールできてしまうため、常に、「この判断はプロジェクトファーストになっているか?」を自問自答しながら、恣意的に判断を曲げてしまわないよう心掛けていたつもりです。何度もあとから後悔することはありましたが...


そんなこんなで、失敗ばかりの中から学んだプロマネの重要性でした。
どんな仕事に当てはまる事かもしれないですが、「想像以上に仕事における大事な判断は、現場責任者の情熱や想いによって左右されるのかもしれない」という事に気づけた事はとても有り難い経験だったなと感じています。



ーー


次に、②組織の難しさについて。


これもマネージャーの大事な役割だと思いますが、組織づくりや仕組みづくりについても苦労の絶えない4年間でした。


というのも、上段で少し触れましたが、弊社のプロマネは名ばかりな部分も多く、明示的な決裁権や人事権(メンバー選択権)はなく、あるのは一次情報という武器のみ。みたいな感じでした。


そんな中で、会社の力学的な都合もありながら、色々な部署から集められたメンバーとプロジェクトを推進していくことになるのですが、上手くまとめられない事が多かったです...
プロマネ任命当初は右も左も分からず方針を示せないという事からの混乱でしたが、それに慣れてくると今度は、方針のすり合わせが上手くできないという壁に直面しておりました。


プロマネといってもやはり若輩で、他メンバーはほとんどが歳上で中途入社の専門職の方々になるので、立場や経験の差などから物事の優先順位が上手く合わないという事も起きておりました。少し具体的には、QCD(品質、コスト、納期)の内、管理側の事務屋としてはCDに目が行きがちですが、技術屋の方はCDを犠牲にしてもQを大切にすべきという想いを持たれている方もいらっしゃいました。特に年配の大手電力出身の方々とは、「QCDのバランス」で折り合いが付かない事も多かったです...


品質もコストも納期も、どれも大切という事は言うまでもないですが、限られた条件の中で妥協しつつもベストを探るという事が、できる時もあれば、できない時もあり衝突も起きてしまっておりました。どちらが正しかったのか答えはないですが、会社としては私の意見を汲んでいただく事が多く、それに対して会社に不満を感じ辞めてしまった方もいました。


そうしていく中で、気付けば初期メンバーが異動や退職で私以外は全員入れ替わり、最終的には全く別のメンバーと仕事に取り組む事になっていました。その後は細かな課題を色々と抱えつつも比較的同じ方向を向いて事業に臨めていたと感じております。一点目で述べたような情報共有については、日々考えさせられる事ばかりでしたが...


あとは、どれだけ良いメンバーが揃おうとも、組織としての仕組みをきちんと整える事はやはり大事だなぁとも感じました。ベンチャー特有かもしれないですが、これまでは全員野球スタイルで、明確な業務分担を決めるというよりは、みんながカバーし合いながら全員で何とかする。みたいな属人的なやり方が主流でした。


しかしメンバーの入れ替わりが起きると、当然それぞれの意識や考えにバラつきができてしまい、これ誰の仕事?のようなお見合いが起きることも増えてきて、変なわだかまりを作ってしまう原因にもなってしまいました。


そんな状況を受け、ざっくりの所掌区分しか定めていなかったものを、改めて少し細かめに見直して再周知するみたいな事も(普通の会社では当然と言われそうですが)取り組んでおりました。ただ、実態としてはまだ特定の個人への業務の偏りも多く、属人的なやり方から抜けられていないため、ちゃんと組織として機能する体制を整える。人に頼らず仕組みで回す。といった当たり前に言われている組織論の難しさを体感しております。


結局、組織面については、十分な成果を出すことなく休暇に入って異動することになってしまったので、他メンバーに対しての申し訳無さが残る形となってしまいました。何とか今後に活かしていけるように頑張ります。



ーー


そして最後に③自分の未熟さについて。


特に、正解がよく分からない状況で組織として意思決定し、プロジェクトを前に進めるという点にとても難しさを感じていました。


これもよく言われる事かもしれないですが、色々と情報がプロマネに集まるとはいえ、何かトラブルが発生して判断する時に、必要十分な情報があることは無く、いつも先行き不透明な中での判断が求められる事ばかりでした。


当然一人で決めることはないので、チームで議論しながら合意形成(決裁を取得)していく形ですが、スピード感も大切なため、先に触れた通りある程度の方向性は現場にいる所長やプロマネが定めつつ、代表者が判断するという流れでした。


ただやはり、一度判断したものの結果的にもっとベターな方法があったり、明らかに判断を間違えてしまう事もあり、そんな中で自覚したのが「リスク感度の低さ」でした。


もともと性格自体が楽観的なので、なんとかなる/なんとかする!や、このくらいのリスクなら許容可能かな?などいった判断をしがちで、それで上手くいくこともあれば、失敗に繋がる事も多くありました。中でも特に難しく、できなかったのが、トラブルが発生する前にお金と時間をかけて対処するということでした。


当然、まだ発生していないトラブルに対して事前処置を行うということ自体が難しいのかもしれないですが、何かちょっとしたリスクに繋がる予兆を正しく察知できるか、そしてそれに対して周りを巻き込みながら意思決定まで持っていけるか、は自分自身の中に強い信念と明確な判断基準が無いとできない事だなと感じています。


実際に起きていない事のため、どうしても「もう少し様子を見よう」と判断を保留にしてしまいがちで、結局事態が悪化するまでアクションできない、みたいな事ばかりで、本当に自分の中の弱さや楽観性(最悪の事態にはならないだろう的な思考)に流されてしまいました。


また、何か判断をする時に、「初めに最悪ケースを想定しておく」ということも良くやる手法かもしれないですが、自分が想定する最悪ケースが最悪じゃない。もっと酷いことになる。みたいな事もありました...


これは恐らく、既に追い込まれてしまっている状況で考えようとした時に、自分の性格も相まって、無意識にブレーキをかけてしまったり、そもそも考えたくない、みたいな想いが根底に潜んでいたように思います。自分の事を理解しているつもりでも、いざその瞬間になって色々な環境要因から来るプレッシャーを感じると、自分の弱さに負けて本来のすべき事ができていないみたいな事が起きてしまっていたな、、と今振り返って感じています。


とにかく冷静さを保ちニュートラルに考えられる環境を作ることは、これから意識していこうと思います。コーチングと似ている気がしますが、嫌だなぁと思う出来事が起きた時に、感情と事実を切り離せるように、そして焦らず判断ができるように、日々精進しなければと改めて思わされました。



ーー




ダラダラと思いの丈を書いてしまいましたが、約4年間のプロマネ経験を経て感じたこととしては、こんなところかなと思います。もっとありそうな気もしますが、今思い出せる事としては以上なので、ひとまず駄文はこのくらいに留めておこうと思います。汗


あとは最後になりますが、改めてここまで自分に関わりプロジェクトの完遂に向けて、全力を尽くして頂いた方々への感謝の念に堪えません。


・そもそもめちゃくちゃ新人だった自分にプロマネを任せて頂いた方
・現場メンバーの不足により技術責任者として緊急で東京から現場に移動してくれた方
・本社にいながら、もはやプロマネだと思うほど常にサポートしてくれていた方
・現場で唯一の後輩で死ぬほど無茶振りに応えてくれた方


その他のチームメンバーや現場で難しい状態をいつも助けてくれる社外のパートナーなど、挙げれば切りがありませんが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


そして何よりも、サポートもあまりできない中、結婚式〜妊娠〜出産と頑張ってくれた妻にも感謝しています。育休中で少しだけですが子育てに触れて、大変さと楽しさを実感したので、これからは仕事だけでなく家庭の充実も図っていけるように、努力しようと思います。



今回、2ヶ月間の育児休業を頂けた事で、家族と過ごしながらゆっくりと過去を振返り、今後に向けて気持ちを新たにすることができたので、とても有意義な時間でした。まだまだ至らない点ばかりの私ですが、これからも変わらず頑張っていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!


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